栄養士は英語で何という?管理栄養士との言い分けと使い方

栄養士の英語表記と管理栄養士との言い分けを解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が厚生労働省・文部科学省などの公的機関や日本栄養士会など公式団体の公開情報、読者の声を調べて独自に執筆しています。

『栄養士って英語で何て言うんだろう。管理栄養士との違いはどう表せばいいの?』と迷ったことがある方も多いですよね。名刺やプロフィールに書く時、急に必要になって困ることもあると思います。

結論から言うと、栄養士は英語で「dietitian」、管理栄養士は「registered dietitian」と表すのが基本です。日本栄養士会の英語ページでも、この2つで言い分けています。

この記事を読めば、つづりと読み方、名刺や自己紹介などの場面ごとの使い方が分かります。

目次

栄養士の英語は「dietitian」、管理栄養士は「registered dietitian」

先に結論

日本栄養士会の英語ページでは、会員を「registered dietitians or dietitians licensed by the National Government」と表しています。管理栄養士は registered dietitian、栄養士は dietitian です。

まずは基本の表記を表で確認してみましょう。

日本語英語の表記読み方のめやす
栄養士dietitianダイエティシャン
管理栄養士registered dietitianレジスタード・ダイエティシャン
日本栄養士会The Japan Dietetic Associationジャパン・ダイエテティック・アソシエーション

registered には「登録された」という意味があります。管理栄養士が厚生労働省の管理栄養士名簿に登録されて免許を受ける資格であることと、イメージがつながりやすいですよね。

日本栄養士会の英語ページは、日本栄養士会 Englishで確認できます。

つづりで間違えやすいところ

『dietitian って、t と c のどっちだっけ?』と迷う方もいますよね。日本栄養士会の英語ページでは、dietitian と t でつづっています。

つづりのチェックポイント
  • diet の後ろは「itian」で、t が2回出てくる
  • registered は「registerd」ではなく「registered」
  • 複数形は dietitians と s をつける
  • 文の頭や名刺の肩書きでは Registered Dietitian と大文字にしてもよい

dietician と c でつづる表記を見かけることもあります。日本の資格を書く時は、日本栄養士会と同じ dietitian にそろえておくと迷いません。

管理栄養士の英語は、なぜ調べにくいの?

栄養士と管理栄養士は「registered」の有無で言い分ける

辞書で調べると「栄養士」の訳ばかり出てくることがあります。管理栄養士は、dietitian に registered をつけて区別するのが分かりやすい方法です。

『管理栄養士を英語で調べても、栄養士しか出てこない』という声はよく聞きます。日本の資格は、栄養士と管理栄養士の2段階になっているからなんです。

日本では、栄養士は都道府県知事の免許、管理栄養士は厚生労働大臣の免許です。この違いを英語でも伝えたい時に、registered が役に立ちます。

伝えたいこと英語の例
栄養士の資格を持っているI am a dietitian.
管理栄養士の資格を持っているI am a registered dietitian.
日本の国の免許であることを添えるI am a registered dietitian licensed by the Japanese government.
日本の資格であることを添えるI am a registered dietitian in Japan.

資格の制度は国によって違います。海外の人に話す時は「in Japan」などを添えて、日本の資格であることを伝えておくと誤解が少なくなります。

2つの資格の違いを日本語でも確かめたい方は、管理栄養士とは?できること・栄養士との違いをやさしく解説を読んでみてください。

栄養士はdietitian、管理栄養士はregistered dietitianと言い分けることを示した図解

名刺・履歴書・自己紹介、場面別の言い方

この記事の視点

英語表記は、使う場面によって書き方を少し変えると伝わりやすくなります。肩書きとして書くのか、会話で伝えるのかで考えてみてください。

よく使う場面ごとに、書き方の例をまとめてみました。

場面書き方の例ポイント
名刺の肩書きRegistered Dietitian大文字始まりで短く書く
英文の履歴書・職歴書Registered Dietitian (National License, Japan)日本の国の免許であることを添える
英語での自己紹介I work as a registered dietitian at a hospital.職場もあわせて伝える
SNSのプロフィールRegistered Dietitian in Japan国名を添えると分かりやすい
栄養士の資格を書く時Dietitian (Prefectural License, Japan)都道府県知事の免許であることを添える
団体名を書く時The Japan Dietetic Association日本栄養士会の英文名称

括弧の中の補足は、免許を出す人の違いを伝えるための書き方の一例です。公式に決まった表記ではないので、提出先に指定があればそれに合わせましょう。

例えばこんな場面を考えてみてください。病院で働く管理栄養士が、海外の学会で自己紹介をする時。

「Hello, I’m a registered dietitian working at a hospital in Japan.」と言えば、資格と職場がひと言で伝わります。

職場や仕事内容もあわせて伝えるには

肩書きだけでなく、どこで何をしているかまで伝えると、相手のイメージがぐっと具体的になりますよね。よく使う言い方の例を並べてみます。

伝えたいこと英語の例
病院で働いているI work at a hospital.
学校給食の献立を作っているI plan school lunch menus.
高齢者施設で食事を管理しているI manage meals at a nursing home.
栄養相談をしているI provide nutrition counseling.
管理栄養士国家試験に合格したI passed the national examination for registered dietitians.

『英語の文法に自信がない』という方も大丈夫です。短い文を2つか3つ重ねるだけで、十分に伝わります。

日本語の履歴書での資格の書き方は、栄養士・管理栄養士の資格の履歴書の書き方で紹介しています。英文の書類を作る時も、正式な資格名を先に確かめておくと迷いません。

英文の資格証明が必要な時

海外での就職や留学などで、資格を英文で証明したい場面もありますよね。東京都では、英文の栄養士資格登録証明書を申請するメニューが用意されています。

申請できる内容や窓口は、都道府県によって違う可能性があります。免許を受けた都道府県の担当窓口で確認してみてください。免許の手続き全体は栄養士免許の申請方法|免許証が届くまでと名簿登録で紹介しています。

よくある失敗

英語の肩書きだけを書いて、日本の資格だと伝わらないケースです。制度は国ごとに違うので、海外向けの書類では「Japan」や「National License」を添えておくと安心です。

栄養士の英語についてよくある相談

公式の英語表記の範囲でお答えします

知恵袋などで多かった相談から3つを選び、日本栄養士会の英語表記をもとに考え方をお伝えします。

相談1 栄養士の英語のつづりと読み方を教えてほしい

『栄養士は英語で何と言う?つづりとカタカナの読み方も知りたい』という相談です。急いでいる時ほど、正しい形をさっと知りたいですよね。

栄養士は dietitian で、読み方はダイエティシャンが目安です。管理栄養士なら registered dietitian で、レジスタード・ダイエティシャンと読みます。

相談2 管理栄養士は registered dietitian で合っている?

『管理栄養士を英語で書く時、registered dietitian で合っているか不安』という相談です。

合っています。日本栄養士会の英語ページでも、管理栄養士を registered dietitian、栄養士を dietitian として表しています。

つづりは registered の e を落としやすいので、書いたあとに一度見直してみてください。

相談3 英語が得意で数学が苦手。管理栄養士に向いていない?

『文系で、得意なのは英語、苦手なのは数学。管理栄養士の勉強についていけるか心配』という相談です。

管理栄養士国家試験の出題基準の改定に向けた報告書の案では、基礎的な英語用語の理解を確かめる問題の導入が望ましいとされました。英語が得意なことは、勉強の中で生きる場面もあるんです。

もちろん、栄養計算などで数字を扱う場面はあります。苦手なところは授業で少しずつ慣れていけば大丈夫です。

伝わりやすい英語表記
  • 管理栄養士は registered dietitian
  • 栄養士は dietitian
  • 海外向けには Japan を添える
誤解されやすい英語表記
  • 管理栄養士も栄養士も同じ dietitian とだけ書く
  • registerd などつづりを間違える
  • 日本の資格だと分からないまま書く
名刺・履歴書・自己紹介など場面ごとの栄養士の英語表記の使い分けをまとめた図解

栄養士の英語を覚えておくと役立つ場面

英語表記は「伝える準備」

栄養士・管理栄養士として働く中で、英語表記を使う場面は意外とあります。いざという時のために、自分の資格の書き方を一つ決めておきましょう。

英語表記を使う場面は、海外の仕事だけではありません。例えば、次のような時に役立ちます。

英語表記を準備しておく手順
  1. 自分の資格が栄養士か管理栄養士かを確かめる
  2. 名刺用の短い肩書きを決める
  3. 書類用に「Japan」などを添えた表記を決める
  4. 自己紹介のひと言を、職場とあわせて考えておく
  5. 必要なら、英文の資格証明の申請先を調べておく

例えば、外国の方が利用する施設で栄養相談をする時や、英語の文献を読む時。「dietitian」という言葉を知っているだけで、情報を探しやすくなります。

日本栄養士会の活動や英語での発信については、日本栄養士会とは?入会するとできることと生涯教育で紹介しています。

栄養士ガイド

栄養士・管理栄養士の学校や講座を比べたい方へ

栄養士・管理栄養士をめざす道は、大学・短大・専門学校(養成施設)の選び方で大きく変わります。働きながら管理栄養士国家試験をめざす人には、試験対策の講座という選択肢もあります。気になる学校や講座の資料を取り寄せて、実習や国家試験の支え方、通いやすさを同じ物差しで見比べるのが近道です。比べ方のポイントをまとめました。

無料学校・講座の資料請求と比べ方を見る

栄養士の免許につながるのは、都道府県知事などが指定した養成施設です。指定の有無は学校の案内や公的機関の情報で確認できます。

よくある質問

栄養士は英語で何と言いますか?

dietitian です。読み方はダイエティシャンが目安です。日本栄養士会の英語ページでも、栄養士を dietitian と表しています。

管理栄養士は英語で何と言いますか?

registered dietitian です。日本栄養士会の英語ページで、管理栄養士を registered dietitian と表しています。

日本栄養士会の英語名は何ですか?

The Japan Dietetic Association です。日本栄養士会の概要ページに英文名称として書かれています。

nutritionist と書いてもいいですか?

nutritionist は栄養の専門家を広く指す言葉として見かけます。ただ、日本の栄養士・管理栄養士の資格を表す時は、日本栄養士会の英語表記に合わせて dietitian と registered dietitian を使うのがおすすめです。

英文の履歴書には何と書けばいいですか?

管理栄養士なら Registered Dietitian と書き、日本の国の免許であることが分かるよう、National License や Japan を添えるのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • 栄養士は英語で dietitian、管理栄養士は registered dietitian
  • 日本栄養士会の英語ページでも、この2つで言い分けている
  • つづりは dietitian と t を使い、registered の e を落とさない
  • 名刺は短く、書類には Japan や National License を添える
  • 英文の資格証明が必要なら、免許を受けた都道府県の窓口で確かめる

資格の英語表記は、一度決めておくといろいろな場面で使えます。栄養士という仕事の全体像は、栄養士とは?仕事内容・資格の取り方・管理栄養士との違いで確かめてみてください。

栄養士ガイド

栄養士ガイド 編集部

栄養士・管理栄養士の仕事内容、資格の取り方、管理栄養士国家試験、病院・保育園・学校・介護施設・行政など職場ごとの働き方を、公的機関の公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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